人生の短さについて|セネカ

ライフスタイル

こんにちは、ごろまるです。

今回読んだ本は、2000年前から読み継がれてきた古代ローマの哲学者セネカが書かれた「人生の短さについて」です。

この本を読んでみて、時間の大切さを改めて考えるきっかけになりました。

現在の生活に忙しさや時間が足りないと感じている方は、ぜひ、読んでいただきたいです

人生=時間

「人生=時間」であると分かっている人は多いと思いますが、怠惰な時間を過ごしたり、やるべきことを先延ばしにして、SNSなどに気を取られ時間を浪費していることはないでしょうか。

時間はお金の使い方と似ています。

お金の管理をできない人にお金を預けても浪費してしまうだけです。つまり、時間も計画的に使わないとただ過ぎてゆくだけ無駄に浪費しているのと同じになってしまうのです。

時間もお金と同じように計画的に使うことによって有意義な日々を過ごすことができるのです。

ゆっくりする時間も大事ですが、その時間も計画的につくり、他の無駄なことに時間を奪われないことだと思います。

時間の無駄遣いをしない

みなさんは自分の興味のないセールスの話や行きたくもない遊びや飲み会に時間を浪費してはいないでしょうか。

ほとんどの人はお金のことになると厳しいと思いますが、時間となると気づかないうちに奪われていることが多いのです

病気などで死の間際になると、大金を出してても延命するために手術をしたりすると思います。つまり、時間が残り少なくなると時間の大切さに気付くことが多いのです。

自分が誰かのためにしてあげたいと思って行動したことなどは無駄ではありません。ここで言う時間の無駄とは、本心でやりたくないことに時間を浪費することを指しています。

時間は刻々と流れているため、この限られた時間をいかに自分のために使うかを考えることが大切です。

相手の時間を尊重する

時間は形がなく目に見えないものであるため、惜しげもなく相手にも時間を使わせようとしてくることがあります。そのような人からは自然と人が離れていくものです。

自分の時間を大切にしたうえで、相手の時間も同じように大切であると認識して接していくと、より充実した時間を互いに過ごせることになるでしょう

人にお願いするとき、待ち合わせをするとき、遊びに誘うときなど、相手の時間を尊重していきましょう。

ごろまる
ごろまる

待ち合わせには遅れないようにしよう。

先延ばしにしない

やりたいことを先延ばしにしてしまっていることは多いではないでしょうか。

スポーツ、海外旅行、ダイエットなどあると思います。

現実的にすぐできないこともあると思いますが、少しずつでもやりたいことのために行動することが大切になってきます。

いつか海外旅行に行きたいのであれば、貯金を毎日コツコツしたり、旅行の計画を具体的に立ててみたりできます。この小さい行動を起こすことで、少しずつ海外旅行が現実的になってきます。

何も行動しないでいるとずっと「こうしたい、ああしたい」と思っているだけで時間は過ぎ去り、しまいにはやりたかったことが出来ずに人生を終えてしまうのです。

行動が起こすことは難しいと思います。

この本の中では、「期待と恐怖」を捨てることです。

行動してうまくいかなかったらどうしようとか、あと少し待ってからの方がうまくいきそうとかです。

まだ分からない未来のことに「期待や恐怖」を感じるため、行動を起こすことが難しい。そのため、今日やるべきことを先延ばしにしてしまうことが多いのです。

セネカは、「「現在をおろそかにし、未来を恐れる人たち」の生涯は極めて短く不安に満ちている」と言っています。

ごろまる
ごろまる

普段の生活でも、未来の不安なことを気にして今何もしないとその不安が現実になってしまうこともあるかも・・

多忙をやめる

忙しいと心が散漫になり、何事もおろそかになってしまいます。忙しいという字は「心を亡くす」と書くことから分かると思います。

多忙であると、やりたいことがあってもやる余裕もなく、他人軸で自分の時間を使われてしまっている場合が多いです

自分が過ごしたい人と過ごしたり、やりたいことをやり、充実した人生を送るためには多忙は良くないのです。

ごろまる
ごろまる

多忙であると自分を見失ってしまうかもしれないな~

まとめ

まとめ
  • 人生=時間
  • 時間の無駄遣いをしない
  • 相手の時間を尊重する
  • 先延ばしにしない
  • 多忙をやめる

現代において、スマートフォンや車等、時間を短縮できるための技術は発展しているのに時間の使い方に関する課題は、2000年前から変わっていないのだと思いました。

私自身も時間を有意義に使い、よりよい人生を送っていきたいです。

自分の時間の使い方を考えるきっかけになるかもしれません。

この記事を書いた人

 ごろまるです。国立大学建設学科卒業後、土木公務員として働いております。土木公務員の仕事内容やライフスタイルなどについて情報発信します。

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